どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

金沢の話④

隠岐の島と掛けまして、人生と解きます。
その心は、『どちらも航海(後悔)が付きものです。』
こんばんは。


2日目の朝を迎えた金沢。
朝ごはんは近江町市場で食べようと思ってホテルを出発しました。遅めの出発じゃったけぇ近江町市場に着いたのは9時過ぎ。とっくに朝ごはんタイムは過ぎとるけぇ大丈夫じゃろうと思うとったんじゃけど、ところがどっこい。メッチャ混んでます(苦笑) 海鮮丼屋が多くあるんじゃけど、どのお店も行列ができとって悩ましい限り。
そんな中で「どこも行列じゃしなぁ」と思って意を決して並んだのは近江町市場寿しという回らない寿司屋です。
https://ohmicho-ichiba.com/gourmet/shop71001/

いや正確に言うと回る寿司ではあるんじゃけど時間帯によって形態を変えとるんかな。この時間帯は回らないスタンスでお寿司が提供されましたわ。
わしはのどぐろの食べ比べセットなるものを頼みました。生や炙りなどの3巻ののどぐろを始め、計7巻。一見すると少ないように見えるけど味わって時間をかけて食べるとお腹も膨れるんよね。ゆっくり美味しいものを食べれば味も量も満足できると思った瞬間でしたわ。
ほんでサービスであら汁が付いてくるんじゃけど、これがまた美味しいんよね。あら自体もしっかり身が付いとるし。一人あたり2000円くらいじゃけぇ朝食にしたら高いかもしれんけど、ホテルで朝食をとってもそれくらいするけぇなぁ。それを考えると十分に満足できました。

お腹が満たされた我が家3人が向かったのは、昨日の金沢城を見学後にバスに乗った石川県観光物産館。
ここでは和菓子作りからお茶、金箔貼りまで色々な体験ものができるんじゃわ。我が家が選んだのは加賀の伝統工芸である加賀八幡起き上がりの手描き体験。だるまのようなものに顔を書いたり色を塗ったりするやつです。なかなかこういう体験ものってやる機会もないし、まだまだ小さい息子は喜ぶかなと。
できた起き上がりは三者三様で個性が出たものに仕上がりましたw ちなみにわしは、カープのユニフォームをきた野比のび太(眠い時の目が「3」になってるバージョン)です。
世界初の伝統工芸×カープ×目が3になったのび太のコラボw これはパリコレに出品してもいいレベルの作品じゃなとしみじみ思いました。この三体は今でも我が家のリビングに飾ってあります。

そのままの勢いで向かったのは兼六園
・・・の前に、見城亭という建築家の隈研吾さんが設計したカフェを一目見ようと入園前に立ち寄りました。中でお茶はせんかったんじゃけど息子に金箔ソフトクリームなるものを買ってあげましたわ。折角金沢に来たので大盤振る舞いですw
しかし、ソフトクリームに金箔を乗せるお兄さんもまだ若いのに慣れた手つきで、ここでも熟練の腕を見ることができたなぁ。

これって昨日、金沢に着いたときからも感じとったんじゃけど一個一個のコンテンツが洗練されているというか加賀100万石というブランドのもとで同じ方向をむいとる感じがするんよね。街も綺麗じゃし、電柱も地中化されとるけぇ風景に余計なノイズが無いし。
このあたりは宿泊税も導入しとるし、予算と投資のサイクルが上手く回っとるんじゃろうなぁと。
京都よりも人が多くないし、ゆったり観光することができていい所じゃなあと思います。

さて話を戻して兼六園に向かったのですが、文字数も1500文字を超えたけぇ続きはまた今度!


つづく・・・。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
なごり寿司/嘉門達夫

スシ食いねにしようかと思ったけどこっちにしますわ。
「今ウニが来て 君はヒラメも食った ボタンエビ、ホッキ ホタテも食った」
韻は合ってないのに自然なんよなぁ。