どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

長門湯本温泉の話②

大掃除と掛けまして、白飯と解きます。
その心は、『どちらも拭く(吹く)こともあります。』
こんばんは。


車を走らせて無事に長門湯本温泉の駐車場に到着しました。
そのままお宿の駐車場に入れても良かったんじゃけどチェックインに時間がかかるし、おランチも食べたいけぇ先に観光をすることに。

長門湯本温泉は音信川の川沿いに旅館と街並みがあるんじゃけど、この駐車場は少し上にあって階段で川沿いまで下りるようになります。
ほんでその階段のわきに竹林があるんよね。その名も「竹林の階段」。
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めっちゃシンプルじゃなw うまい棒やナイススティックに匹敵するくらいシンプルな名前じゃわ。しかし、竹林って見るだけで涼しげな気分になるね。ちょうどこの日も快晴、というか雲一つない日本晴れで気温も高かったけぇありがたいです。
温泉街という非日常への入口を表現しとるんじゃけど、このあたりからワクワクするなぁ。摩訶不思議大冒険が始まりそうです。

竹林の階段を降りると目の前に音信川が姿を現し、温泉街が広がりました。
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まだブームが始まった頃じゃけぇなんか、日並びのせいなんかはわからんけどそこまで人も多くなくて、ゆっくり歩けそうです。
当然ながら息子は川に向かって一直線。もともと水量もそこまで多くないんじゃけど、川の中に飛び石も整備してあって行き来できるけぇいいな。他にもテラスがあったり足湯があったりと、文字通りゆっくり過ごすことができる仕掛けがぎょうさんあります。
ちなみにこの足湯がメッチャ熱い! お風呂の耐性があることで有名なわしが入っても熱いくらい熱いんです。(←何回熱いって言うねん!)
それでもゆっくり入っとると血液の循環のおかげで体中がポカポカとしてきました。
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まぁ今日が初夏の陽気レベルの暑さじゃなかったら良かったんじゃけどね(苦笑)

とりあえずランチをとろうと思ってマップを見たところ、思ったよりも飲食店が少ないんです。

やべぇな・・・。

一つ目は瓦そば専門店が入っているだいご長屋にある「柳屋」。
行ってみると順番待ちの時に名前を書く紙にたくさんの名前が・・・。これは流石に待てんなぁ。側にいるのに蕎麦は食べられません。
仕方なく柳屋を諦めてテイクアウトの「A.side」に行くも、既に営業終了・・・。
詰将棋のごとく終盤に差し掛かってきて暑さによる汗とランチを食べられないことによる冷や汗がハイブリットで流れとるけど、ふと竹林の階段を下ったそばに飲食店があったのを思い出したので向かうことに。

到着すると食事もやっており、込み具合もそれほどではないので無事に入ることができました。入ったのは立ち寄り湯恩湯に併設されたその名も「温湯食」。長門名産の鶏肉や地元野菜を使ったお店のようですわ。
嫁さんは長門鶏飯、息子は湯本鶏うどん、ほんでわしはトマトの担々麺を頼みました。
窓が広く作ってあるけぇ料理を待つ間はテーブルから音信川を眺めながら、ゆっくりしました。
しばらくして料理が運ばれてきました。食べてみると、何も言わなくても体に良いことがわかるようなそんな料理ですな。かつて金八先生が『「食」という字は「人」に「良い」と書きます。』みたいなことを言うとったような記憶があるんじゃけど、まさにこの料理がそうじゃなと思いました。

無事にランチを食べることができた我が家は早めのチェックインを目指して、ホテルに向かいました。
宿泊場所に選んだのは星のリゾート界長門
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/)。
まさに長門湯本温泉復活のきっかけとなった施設です。宿泊場所に選んだ理由として地域再生もあるんじゃけど、そもそも星野リゾートに泊まったことが無いけぇ、わしのミーハー気質が刺激されたんじゃわ。
まぁそれも仕方がない。そもそも広島県民は新しいものが好きっちゅう県民性じゃけぇ、わしのせいではなくてもっと広く、そして根深い理由があるんです。ワンピースのストーリーのようなもんです。

さて星野リゾートの界ブランドは地域に根差した新しいスタイルの日本旅館らしく、ここ長門湯本は江戸時代の「御茶屋式」をイメージしているとのこと。
長門五彩の間」と言われるお部屋は徳地和紙、萩焼、萩ガラス、大内塗など地元工芸品を使ってデザインされています。オシャレとは縁遠いわしから見てもオシャレな部屋じゃなぁと思いますわ。
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しかも地域に溶け込んどるけぇ、そこにいやらしさが無いんよね。
アメニティも綺麗な風呂敷に包んであるし、窓からは音信川を望むこともできます。
ちなみにチェックインは15:00~、チェックアウトは12:00までと、たぶん一般的な宿泊施設よりも長く滞在できるんじゃないかな。
そのあたりもいいよね。歳をとるとあれもこれもといった詰込み型の旅行に興味はなくなって、午前中に1か所、午後に1か所くらいの緩やかな旅行を求めるようになるし。

何よりも今回の旅行のコンセプトは「仕事で疲れている嫁さんを慰労するために、朝から車にぶち込んで温泉地に行くという企画」(今回は第5弾)じゃけぇ、ゆっくりとした旅行でいいんです。

部屋の居心地がいいけぇこのまま根が生えそうなんじゃけど、それももったいないけぇ再度散策をすることにしました。
散策再開後に最初に向かったのは・・・。


続く・・・。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
父から娘へ~さや侍の手紙~ /竹原ピストル

さや侍の挿入歌なんじゃけど感動するシーンでしたわ。
「もし会いたくなったら愛する人と出会い 愛する人を愛してください」
また映画が見たくなったなぁ。