どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

銀メダルの話

スペインと掛けまして、釜めしの釜の処理と解きます。
その心は、『どちらも陽気(容器)になります。』
こんばんは。


柔道48kg級で活躍した谷亮子さんがこんなことを語っていました。

「私は銀メダルが好きじゃない」

金メダルは決勝で、銅メダルは3位決定戦で勝って貰えるので最後が勝利で終わるのですが、銀だけは負けてもらうメダルだからだそうです。
これって結構深いなぁと思いますね。
個人種目である空手をやっていたわしは3位決定戦が嫌いだったので、決勝に上がった時点で8割は満足しとったけどなぁ(苦笑)
じゃけぇ、優勝は1回に対して準優勝は8回くらいあって、これはひとえに気持ちから出た結果かもしれんね。

さて今回の東京五輪を見て見ると銀メダルは14個でした。
そのうち悔し涙を流した銀メダルも多く合ったなぁと思いますね。柔道女子48kg渡名喜選手や女子空手型の清水選手、サーフィンの五十嵐選手なんかはそうじゃないかと思います。

一方で笑顔で銀メダルを貰った種目もあって、その象徴的だったのが女子バスケットボール5人制じゃったわ。
元々女子バスケは話題にこそならんけど五輪でも印象に残る結果を残していてアトランタで7位リオでベスト8。しかもリオ五輪の時は女王アメリカと善戦しています。
そして今回のオリンピックは実力に勢いもプラスされ、格上を撃破して決勝にコマを進めました。

特筆すべきはスピードと3ポイントかな。
世界と比べて体格に劣り、唯一といっていいくらいパワーでも世界と渡り合え撮った渡嘉敷選手が大けがで代表入りならず。元々体格のアドバンテージが大きいバスケットにおいて、代表選なら尚更。日本は平均身長も出場12か国中2番目に低い176cm。
女子で176cmって相当大きいと思うけど、やっぱり世界と比べると低いんじゃなぁ(苦笑)

それでも日本は自分たちオリジナルのプレイを作りあげ、相手を自分たちの土俵に引き込んで撃破していったんよね。
それがスピードと3ポイントシュート。
町田瑠唯選手が準決勝のフランス戦でオリンピック記録の18アシストなど、相手を切り裂くスピードとパスが多かったなぁと。
そして3ポイント。
準決勝が終わった段階で成功率が40%越え。これ異常すぎるわ(苦笑)
アラフォー世代のわしにとって3ポイントと言えば、NBAインディアナ・ペイサーズでプレイした伝説的なシューター「レジ―・ミラー」という選手がおるんじゃわ。
PAは歴代2位の6,486本で、3P%は39.8%という素晴らしい成績を残しています。
このミラーより確率が高い。しかもチームのシュート数も参加国でぶっちぎりのトップということで、打ちまくって入れまくっているっちゅうことなんよ。
決勝のアメリカ戦では徹底的にマークされて最終的に成功率40%を切ったけど、それでもシュート数、成功率ともに出場国中トップ。

バスケってどうしても絶対的なセンターがおるような体格に勝るチームが強いし、これまでもこれからもそうじゃと思うとったけど、それを見事に覆したように感じたなぁ。

決勝こそアメリカに負けたけど、それでもアメリカも本気で勝ちにきとったしね。
徹底的に3ポイントとカットインを封じ込めて、自分らは高さを活かしたプレーをする。
そこに体格と技術が備わっとるけぇ、そりゃ強いわ。五輪7連覇も伊達じゃない。
というか四半世紀女王に君臨するって凄すぎて笑ってしまいます。
そんな王者の全力プレーを引き出させた日本のバスケは圧巻じゃったし、この銀メダルは相当凄いと思いますね。


男子は残念ながら決勝トーナメントには進めんかったけどそれでも日本バスケの進化が見えたし、3x3という新しい楽しみ方も見いだせたけぇ、今後バスケがもっと盛り上がるといいなぁ。

スラムダンクの三井じゃないけど、バスケがしたいです!


しかしプレー中の町田選手、可愛かったですねw
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わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
マイフレンド/ZARD

アニメ「スラムダンク」のエンディングを唄ってくれて感謝しかないな。
「あなたがそばにいると 何故か素直になれた」
これ言われたら嬉しいじゃろうなぁ。