スケートボードと掛けまして、寿司屋の魚と解きます。
その心は、『どちらも板に乗ります。』
こんばんは。
今日は柔道について書きます。
柔道は日本のお家芸ということもあって過去のオリンピックでも結構試合を見とると思いますわ。
わしらの世代で言うと谷(旧姓田村)亮子さん、野村忠宏さん、現日本代表監督井上康生さんなどなど。篠原さんの誤審(?)も印象的じゃなぁ。
大体がアトランタ~シドニーにかけての選手が多いんじゃけど、その中でも特に印象的なのは野村さんじゃわ。
わしみたいな素人が見ても凄いというか、センスの塊と塊っちゅうか。そんな柔道家じゃね。一般的にスポーツってセンス×努力が結果につながるんじゃけど、時々努力だけでは到底届かない絶対的なセンスを持ったプレイヤーが現れるんよね。
それが野村さんじゃないかなと。
もちろん相当の努力をされているのは間違いないんじゃけど、何ちゅうか世界の強豪がそれ以上の努力をしても届かんようなセンスを感じましたね。
ちなみにわしが書いているような日記の上手い下手はセンスもそうじゃけど、どちらかと言うと努力の部分が大きくて、何度も何度も書いとったら自然と文章も上手くなるんじゃわ。
・・・知らんがな、オリンピックとお前のブログを一緒にすんな(笑)
さて、話を戻してかく言うわしも高校の時に体育の柔道で四人抜きをしたことがあるんです。
さすがに体力切れで五人目で負けたんじゃけど、もし本気で柔道に取り組んどったならどれくらいのポジションまで行けたんじゃろうかという、浅はかな驕りもありんす(苦笑)
それもこれもオリンピックを見て、内股や一本背負いの技の流れが頭にあるけぇかもしれんね。
実際に乱取りをしたら体重差があろうと秒で投げられるじゃろうけど。
(←身の程を知れ。)
そういう訳で今回もわりと試合を見た方で、女子48kg(渡名喜選手)、男子60kg(高藤選手)、阿部兄妹の試合を中心に見ました。
中でも印象に残ったのが女子48kg級の渡名喜風南選手じゃなぁ。
惜しくも決勝でコソボのディストリア・クラスニチ選手に負けたんじゃけど、実況の竹下アナの言葉も良かった。
「負けて手にするメダルが銀メダルです。」
よく「金メダルも銅メダルも最後は勝ってメダルと手にする。」という言葉を聞くように、負けたままで終わる銀メダルは悔しさが残ります。
個人的には三位決定戦は負けたらメダルなしじゃけぇプレッシャーが半端なくて、決勝に進んだ時点で少しホッとしてしますのは、わしが凡人じゃけぇじゃろうな(苦笑)
「148cm、勝ち気で強気の小さな柔道家が挑む東京オリンピック決勝です。」という実況でスタートしたようにキリっとした表情が印象的じゃったなぁ。
48kgと言えば、レジェンドして谷亮子さんの存在があるし、その重圧も少なからずあったんじゃろう。
決勝で負けてそれでも悔しさを堪えとったんじゃけど、畳を降りた瞬間に号泣。
これは本当にグッとくるもんがありましたね。
その姿を見て、3年後のパリ五輪では勝って一番輝くメダルを首からかけとるんじゃろうと思いました。
わし自身も空手をやっとったけぇ空手競技も楽しみじゃけど、やっぱり柔道も面白い。
剣道やテコンドー、合気道も含めて武道を見るのは面白いね。
それはお互いがお互いに礼儀を持っていて、極限まで心を鍛えた姿が見られるけぇじゃろうな。見ていて気持ちがいい。
混合団体は残念ながら銀メダルじゃったけど全体的にメダルラッシュじゃったし、柔道の強い日本が戻ってきたようで元気をもらいましたわ。
わしも人生を投げないように頑張らなくては。
わっしょい(・∀・)ノ
そんなこんなで今日は
小さな恋のうた/MONGOL800
渡名喜選手の両親は沖縄出身らしいですね。
「ほらあなたにとって 大事な人ほどすぐそばにいるの」
沖縄ソングってどの唄を聞いても心地いいなぁ。