どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

スペインの話

閉会式と掛けまして、通常のオリンピックと解きます。
その心は、『どちらも寂寥(席料)があります。』
こんばんは。


これまでオリンピックについてスポーツごとに感想を書いてきて、先日閉会式について書いたけぇ終わりかと思いきや、もう少しオリンピックについて書こうと思います。
(実際はこれから書きますが。)
まぁ番外編みたいなもんかな、もう少し書きたいことがあるんで(笑)
もう少しお付き合いくださいまそ。

・・・まそ?

さて今回は国に視点を置いて書いてみよと思います。
その国はスペインですね。
少し話は逸れるんじゃけど、わしスペインという国自体は好きで一度行ってみたいと思うとるんよね。結構長い間ね。
情熱の国と呼ばれるような陽気な印象もそうじゃし、料理もサグラダファミリアも。トマト祭り牛追い祭りも見て見たいなぁと思うとるんじゃわ。
一方で今回のオリンピックで個人的に苦汁をなめさせられた国のひとつがこのスペインですわ。

まずは男子バスケ日本代表
八村、渡邊、馬場など、有力選手が揃った今回の日本代表は地元開催ということからも士気が最高潮に高まり、「絶対メダルとるぞー!」的な流れになっていました。
そんな中での初戦の相手がスペイン。
サッカーだとEUROもW杯も優勝しとるけぇその強さはイメージしやすいと思うじゃけど、実はバスケットも強豪ででオリンピック開催前のFIBAランキングではアメリカに次いで2位、2019年の世界選手権王者(FIBAワールドカップ)では優勝しとるんよね。
ちなみに日本はFABAランキング42位で、世界選手権は出場32か国中31位です。
そんな中での初戦がスタートしました。

第1Qが始まっていきなり2-11とガッツリ離されたんよね。
やべーよ・・やべーよ・・と、誰しもが思いました。
しかし日本も吹き返して、第2Qには同点に追いつく。

・・・が、そこから魔の時間。追い付かれたことで火が点いたスペインが怒涛の攻撃で一気に20点差をつけてきたんです。
バスケットは積み重ねのスポーツじゃけぇ、野球の満塁ホームランのような一発逆転はありません。いわば番狂わせが起こりにくいスポーツなんよね。
なのでこの20点差は一般的なセーフティリードと呼ばれています。
遥か格上の相手に20点差。心がバッキバキに折れるレベルじゃなぁ。

それでも日本代表は諦めることなく戦いました。第3・4Qはスペインよりも多くの点を重ねて、最終的には負けはしたけど11点差まで詰めた試合じゃったんですわ。

この試合を見て巷では「善戦した!」「勝てる試合だった!」などの意見が出てました。それくらいいい試合だったんよね。
一方でわしの感想は少し違っていて、確かに日本は昔に比べて格段に強くなったし、優勝候補のスペインにも善戦したと思うけど、勝てる試合では無かったと思ったわ。
実際のところ、スペインに一回もリードすることがなかったし、ここぞのとこでギアを上げて得点を重ねてくるスペインを見ると、日本はまだまだその域までには達しとらんなぁと。
もちろんそれは裏を返せばまだまだ伸びしろがあるっちゅうことなんじゃけどね。

という訳で、バスケ日本代表がスペインに苦汁をなめさせられた一つ目のチームですわ。


もうひとつは男子サッカー代表。
準決勝で延長戦の上、0-1で負けたんじゃけどこっちもまだまだ高い壁を感じました。
延長で1点を決めたという結果論的な内容になるかもしれんけど、それも含めてパス回しの精度やディフェンスの時の寄せなどはやっぱり日本よりも上の技術を持っとったなぁ。
世界最高峰のサッカーリーグを持つ国だけあって、日本の目指す頂はまだまだ高いと痛感しました。


しかしサッカーが強いのは知っとったけどバスケもあんなに強いんじゃなぁ。
これからはバスケもスペインに注目して見ようと思います。
そうなると学んでは挫折しての繰り返しであるスペイン語ももっと勉強せねば(苦笑)

Me esforzaré mucho.(一生懸命頑張ります。)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
風になりたい/THE BOOM

スペインは何となくこの唄が似合うイメージがあるなぁ。
「あなたに会えた幸せ感じて 風になりたい」
この爽やかさが欲しい(笑)