どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

ブレジャーの話

未来と掛けまして、布団の中と解きます。
その心は、『どちらも夢があります。』
こんばんは。


新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及しました。
思ったよりも自宅で仕事ができるけぇ、わざわざ通勤時間を使ってオフィスビルまで出勤する必要性が薄れ、同時に都会で必ずしも仕事をする必要はないのではないか、地方ででも仕事ができるのではないかという考えが出てきたことが普及の要因じゃな。
ほんでその延長線上として「移住」や「本社移転」などの言葉もよく聞くようになったなぁ。
それにともなってワーケーションとブレジャーという言葉も流行り始めたような気がするわ。まぁ正直、ワーケーションは聞くけどブレジャーはあんまり聞かんけどね。
この二つ、実態はよう似とるんじゃけど微妙に違っとって、何が違うかって言うとざっくり言ってワーケーションは休暇(バケーション)が主、ブレジャーは仕事(ビジネス)が主なんじゃわ。

例えばワーケーションは旅行の合間に仕事をするようなイメージかなと。
個人的には「せっかく旅行に行ったのに何で仕事をせんといけんのんじゃ!」と思う一方で、ガツガツ仕事をせんにしてもメールの確認くらいしておけば現状把握はできるし、現状を把握しとれば休み明けからフルスロットルで仕事ができるんかなと。
メールの確認くらいなら毎日5分くらいでできるじゃろうし、それくらいなら旅行中にできんこともない。下手するとスマホでも確認できるしな。
これくらいのボリュームならワーケーションをやってもいいんかなと思うわ。

もうひとつのブレジャーは出張にもう一泊プラスして遊んで帰るみたいな感じかな。
例えば1泊2日の東京出張をもう一泊して、2日目の仕事終わりから3日目までをプライベートに過ごすと。2泊目の宿泊費は当然実費になるけど、それでも往復の交通費なんかは出張費扱いになるけぇ出費も抑えられるんよね。
この辺は職場の規定によって違うけぇ一概にすべてそうなっとるとは言えんけど、大概の企業なんかは対応できるんじゃなかろうか。
土日休みの職場なら金曜日に出張が終わるように仕事を組めば土日両日を絡めることもできるけぇなぁ。わりとこっちの方は馴染みがあるんじゃなかろうかと。

さて、この二つを比べて感じるのは「仕事」と「休暇」を組み合わせていることは同じで、重きをどちらに置くかで印象がまったく変わってくるなぁと。
個人的には仕事とプライベートを分離させたいけぇ、ブレジャーの方がわしには合っとると思う。メールチェックくらいのワーケーションも通常の休みじゃったらまだいいけど、旅行とかに行っとる中でやるのは嫌かなと。ブレジャーは仕事が終わった後にレジャーが始まっとるけぇ、仕事を気にせんでレジャーに専念できるけぇそれがいいな。

でも大事なのは「こういう働き方もあるよ」って多様性を認めることなんじゃと思いますわ。テレワークやフレックスの推奨もいいんじゃけど、ワーケーションやブレジャーの推奨ももっともっとやってもいいと思うね。意外に悪くないし。
コップの中のジュースを見て「これだけしかない」と考えるか「まだこんなにある」と考えるかによって気分が変わってくるし、それと同じで多角度から物事を見ながらどれが一番いいか考えることは大事じゃね。

新型コロナの影響で出張自体が減ったけど、ブレジャーをバンバン推奨するような職場じゃったら従業員のモチベーションもあがるじゃろうね。

新型コロナの影響はマイナスの事象が多いけど、こういったプレスの事象ももっと出てくればええなと思いますね。


しかし「ブレジャー」を発音するときは噛まんように注意せんといけんわ(苦笑)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
花/中孝介

確か中さんって奄美大島出身じゃったと思うけど、一度行ってみたい島のひとつじゃな。
「人は今人は今 大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す」
大地を踏みしめるという言葉がジワーッと心に染みるわ。