どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

魔女の宅急便の話

読書と掛けまして、冬の晴れた日と解きます。
その心は、『どちらも感想(乾燥)が付き物です。』
こんばんは。


先日、金曜ロードショースタジオジブリの「魔女の宅急便」を放送していました。
春は出会いと別れの季節じゃし、この時期にピッタリでいいチョイスじゃなぁと思うわ。
ちなみにわし、ジブリ作品の中では「となりのトトロ」よりも「天空の城ラピュタ」よりも「魔女の宅急便」最強説を唱えているくらい、魔女の宅急便が好きなのです。

どのシーンが好きかと言われるとなかなか決めがたいんじゃけど、やっぱり空を飛びながら時計台のあるコリコの街を見下ろすシーンじゃろうか。あとは、トンボと並んで座り、笑いながら話をしとる画も好きですね。

そして何よりも、荒井由実さんの2曲、ルージュの伝言やさしさに包まれたならを使っているあたりが最高にいいセンスですわ。
特にやさしさに包まれたならは名曲中の名曲なんじゃけど、映画がその価値を落とすことなく相乗効果でグッと魅力を上げていますね。

ほかにもオソノさんのパン屋の名前が「グーチョキパン店」だったり、ウルスラが結構いい奴だったり、にしんのパイを依頼したおばさんの家の家政婦さんがおちゃめだったりと、印象的なシーンがたくさんありました。

ほんでせっかくなので魔女の宅急便の裏話(トリビア)を調べてみると、わしも知らんかった面白い情報がありましたわ。


○冒頭に出てきたキキのお母さんに薬を貰いに来たおばあさんの名前は「ドーラ」
 天空の城ラピュタに出てきた海賊の頭領と同じ名前らしい。

○作品中にウルスラの名前は一回も出てこない。そして、キキとウルスラの声優さんは高山みなみさん
 エンドロールでしかウルスラの名前は出てこず、しかも声優は高山みなみさんなのでキキとウルスラがしゃべるシーンは独り芝居らしいですわ。

○キキが出会った女性達はキキの成長と重ねている。
 思春期がテーマのこの作品は、登場する女性にキキの成長を重ねているそうです。13歳のキキが18歳になったときには自立心が強いウルスラのように成長しており、26歳になった時にはしっかり者のおソノさんのように成長しており、37歳になったときには自分を育ててくれた母のように成長し、その後はにしんのパイの御婦人のように成長するよう想定しているらしですわ。


こんな感じで結構裏話が多いんじゃけど、最後の成長と重ねとるっちゅうエピソードは相当オシャレじゃなぁ。より一層魔女の宅急便が好きになったし、今すぐにでも誰かに話をしたい(笑)

おそらく明日朝起きた時に嫁さんが犠牲になるじゃろうね(笑)

後は、モデルとなっているスウェーデンヴィスビューストックホルムにも行ってみたいですな。

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そんな訳で当然ながら魔女の宅急便を録画しているので、また何回も見ようと思います。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
めぐる季節/井上 あづみ

作品の中ではメロディだけじゃったと思ったらあれは原曲「海の見える街」らしい。

「幸せを探す人が一番幸せだって」
魔女の宅急便によく合ってますわ。