どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

魔女の宅急便の話

バナナと掛けまして、コケと解きます。
その心は、『どちらも皮(川)で滑ります。』
こんばんは。


今日からGWに突入なのですが金曜ロードショーで「魔女の宅急便」をやっているので、こっちを優先しますw
わしの中で最強ジブリ作品として君臨しとるんこともあって、日記でも魔女の宅急便のことを結構書いとるんじゃけどね。それでも懲りずに書くけぇ、ご容赦ください。

さて改めて何について書こうかなと思ったんじゃけど、今回は登場人物のセリフについて書くことにしましょう。この作品に限らずスタジオジブリ作品ってBGMとしても流しとっても邪魔にならんくらい自然な世界観を出しとるけぇ、何回も見るうちに覚えることもしばしばです。
例えば、警察に職務質問をされているキキと助けるためにトンボが言った「ドロボー!ドロボー!」だったり、トンボの友達でドラゴンボールの悟空の声のような少年が言った「トンボ~、朝っぱらからナンパかよ~」であったり。
初めてキキが空を飛んだ時のオソノさんの「わ~お~!」や、キキが「奥さん!」と言った時に笑いながら「奥さんじゃないよ。ここらじゃパン屋のオソノで通ってるんだよ。」と言ったシーンはセリフまでよく覚えとるなぁ。

ほんでこの映画のラストシーンのセリフがいいよね。
キキから両親に届いた手紙の最後の言葉。

「落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです」

これ聞いてクゥー!ってなりますわw
もともと旅立ちがテーマの作品じゃけぇこの時期に放送するんじゃろうけど、これって故郷を離れてひとり暮らしをした人なら誰しも経験する心境じゃけぇなぁ。
初めての一人暮らしってホンマに不安で何をやっても心配事が頭から離れんのんじゃけど、次第に慣れてきて元気になるんよね。わし自身も大学生で県外ひとり暮らしをすることになった時は不安じゃったもんなぁ。
幸いにも友達もすぐにできたけぇ楽しい4年間を過ごすことができて、この頃のことは今でも鮮明に覚えています。

そしてこの映画の主題歌に松任谷由実さんの2曲を持ってきたのがメッチャセンスがいいんよなぁ。ルージュの伝言って男が浮気したことをお母さんに言いつける唄じゃもんなぁ(苦笑) なのにその怖さがまったく出てこんくて、反対にアップテンポな曲調がウキウキ感を出しとるし。
さらに極めつけはエンディングの「やさしさに包まれたなら」。
「小さい頃は神様が 不思議に夢をかなえてくれた」で唄が始まるんじゃけど、それがキキの旅立ちとリンクしとるし、ラストの「目に映る全てのことはメッセージ」という歌詞も成長する過程とリンクしとるんよね。
旅立ちから成長へつなげとるあたりも宮崎駿監督はにくいなぁ。

実写版の映画も見たけどやっぱりアニメ版の方がわしは好きじゃなぁ。

ちなみにわしが生活しとる広島にも魔女の宅急便ぽい風景があるんです(笑)
ヨーロッパの街並とは程遠いんじゃけどね。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
まちぶせ/荒井由実

ユーミンの楽曲つながりで今回はこれにします。
「あなたをふりむかせる」
最後のこの部分が女の強さを感じるなぁ。