どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

劇場の話

コショウと掛けまして、ピアノと解きます。
その心は、『どちらも挽いて(弾いて)使います。』
こんばんは。

先日、Voicyでキングコングの西野さんが劇場の話をされていました。
内容は、漫才をする時にA劇場だったらよくウケるけど、B劇場だったら全くウケないというもので、いわゆる空気が重い劇場と重くない劇場の違いはどこにあるのか?という内容でした。

西野さん曰く、空気が重くない(ウケやすい)劇場はステージ型の劇場なんじゃけど、空気が重い(ウケにくい)劇場はすり鉢型の劇場になっとるんじゃと。
ステージ型は目線より高い位置にステージがあるけぇ、お客さんが芸人さんを見上げるようになり、すり鉢型は客席が階段状になっていてステージが目線より低い位置にあるステージじゃけぇ、お客さんが芸人さんを見下ろすようになると。
人は見上げると自然と口が開いて広角が上がるので笑いやすくなるというのが西野さんの見解でした。

なるほどなー、確かにそうかもしれませんね。
よく、家を出る前には鏡に向かって口角を上げてから外出する方がいいと言われます。口角を意識すれば愛想もいい笑顔を作ることができるし、理にかなっとるじゃろうなぁ。

ちなみにわしが思ったのは、口角ではなくて目線でした。
さっきも書いたようにステージ型の劇場は見下ろすようになるのに対して、すり鉢型の劇場は見上げるようになります。
大勢の人に見下ろされる中で芸をやるのと、大勢の人に見上げられる中で芸をやるのは心理的に全然違うじゃろうと思いますわ。
少なくても日常生活では、人から見下ろされるよりも見上げられる方が気分がいいし、話もしやすいけぇなぁ。
確かに大学生の前で話す機会があったけど、その時の講義室もすり鉢型で中々威圧感があったのを思い出したわ(苦笑)

これらも含めて改めて考えてみると、テレビでお笑い芸人さんがネタをやる時って、ステージ型のスペースですることが多いんよね。これも一重に、お茶の間に笑いを届けるためにより多くの笑いが生まれる空間を作り出しとんじゃないかと思いますわ。
さらにいうなら、面白い番組じゃとスポンサーの好感度もあがるかもしれんしね。

もともとすり鉢型の劇場ってコンサートをするような所が多いと思うんじゃけど、それも音が均等に聞こえるようにするためなんじゃと思います。
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そう考えると、芸人さんの仕事場である劇場も環境によって大きく変わるけぇ、結局は職場環境は大事なんじゃっちゅうことに結びつきますな。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
楓/スピッツ

なんとなく今の季節に合いそうな唄じゃなぁ

「さよなら君の声を 抱いて歩いていく」
切ない歌詞じゃなぁ。