ズッコケ三人組の担任だった宅和先生が亡くなるところから話は始り・・・。恩師の死に重ねるように周りの人の死に直面する三人組のもとに現れた女性は宅和先生との関係を三人に伝える。
三人組も46歳となり、今までの話には出てこなかった「死」というものをテーマに書かれていました。そのため、内容も大人向けでこれまでの対象であった小学生よりも自分等、30後半から40代にかけての人の方が、共感できるでしょうね。
自分の両親と嫁さんの両親のどちらも健在ですが、いつかはこういった時期が来るわけで、少しずつ少しずつ「死」と向き合っていかなければならないなと感じましたね。