哲学や哲学者についてあまり考えたことがなかったのですが、「今、学ぶべき哲学者ランキング」の第3位で以前に著書を読んだマイケル・サンデルさんの名前が出てきたので、少し身近に感じたような気がしますね。
特集を読んで感じたのは、哲学とは深く掘り下げて考えることではないかということです。現代人は忙しくて可処分時間に限りがあります。ものすごいスピード感で世の中が変わっていることもあって、ある意味反射的に打ち返していかないと一気において行かれる可能性があります。そんな中でじっくりと深く考えることは本質に到達する可能性が高くなるので、どんなことでも必要な思考だと思いますね。
別の特集で言われていた「常に常識を否定し、社会の本源的なところに疑問を抱く」ということにも類するでしょう。
また賢人の教えとして、ソクラテスの「問答法」(自分の意見を言わない)や、アリストテレスの「形而上学」(その裏には、その奥には何かがあるのではないか?)といった考え方も面白いなと感じました。
これらの面白いと思ったことをさらに深堀することで自分なりの哲学になるのでしょうね。