どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

自転車修理の話

ライフ・イズ・ビューティフルと掛けまして、藤原道長と解きます。
その心は、『どちらも映画(栄華)として非常に有名です。』
こんばんは。


ある日の新聞記事でこんなことが書いてありました。
とある自転車屋の立て看板に「自転車修理」と書かれた下に見慣れない3か国語が示されていたとのこと。
その言語はネパール・バングラディシュ・ベトナムの三か国語。日本語を学ぶ留学生や技能実習生が多い国らしいですわ。発端は創業80年余りのこの自転車屋の3代目が朝夕に店の前を自転車で通るアジア系の外国人の姿が気になって来店した一人に頼んだそうです。

「『自転車修理』と母国語でかいてもらえないか。」と。

それ以来、外国人の来店が増え始めて今では60%が外国人らしい!
外国から来た留学生や技能実習生にとって自転車は貴重な交通手段で、壊れてもなかなか簡単には修理できんじゃろうけど、そんな時に母国語で修理ができますと書かれていたらどんなに嬉しいことじゃろうなぁ。
外国語ができない店主は留学生たちの学ぶ日本語で彼らと会話をするようになるんじゃけど、それでも彼らが新型コロナに感染して困ったときは代わりに買い出しに行ったり、時にはお店で酒を酌み交わすこともあるらしいです。
凄いなぁ、困っている人を助けるって言葉では簡単じゃけど実際に行動するのは難しいし、それが外国人じゃったらなおのことじゃけぇなぁ。

こういう自分のできることで人を助けることって大切じゃと思うし、新型コロナの影響でギスギスした時こそ、そうありたいと思うわ。
この自転車屋さんを見ると案外言葉はそこまで重要ではなくて、心の本質の部分が重要なんじゃろうと思いますわ。そしてそれを押しつけがましくせずに、門戸だけは開ていてくぐってもらうのを待つと。

特にこの日記にオチはないけど、いい新聞記事を読んだのでいい気分になりましたわ。


そんなこんなで今日は
レンズ/幾田 りら

YOSAOBIとはまた違った印象の楽曲じゃなぁ。
「貴方が瞳の真ん中に 映すのは誰なのか?」
切ないんじゃけどこの歌詞いいな。