動物のレプリカ工場に勤める往本はある日の夜中にシロクマを見つけた。生きているかのように動くシロクマは本物なのか。それともレプリカなのか。「シロクマを殺せ」と命じた工場長、長い期間姿の見えない部長。往本の周りで不可解な出来事が続く・・・。
レプリカであったり、シロクマであったり、行方不明であったりと題材は面白いものが使われているのですが、内容がほとんど頭に入ってきませんでした。展開が独特なのか文体が読みにくいのか、改行が少ないのか、原因はハッキリしないのですが。
推薦者である伊坂幸太郎さんの作風に似ているような気がしたので、そこも含めて合う・合わないが出る作品だなと感じましたね。