ONE PIECEに出てくる街並みについて、公認・非公認の世界の街並みを紹介しています。
ちゃんとONE PIECE自体のストーリーの紹介もあって熱狂的なONE PIECEファンじゃなくても楽しめますし、読めばその国に行きたくなりますね。
コンセプトがしっかりしていて旅行のガイドブックとしては完成度の高い良書でした。
個人的に良かったのはアラバスタ。
ペルが大砲を運び出した時計台のモデルだと思われるインドのジョードプル時計台は、原作の中で姿そのまま使用されていて、アラバスタでの緊張感とペルの男気がひしひしと伝わってきます。またメヘランガール城塞ではビビに向かって麦わらの一味が左腕を突き出す感動のラストシーンをやりたいですね。
他にはウォーターセブンも良かったです。
尾田先生公認だけあってヴェネツイアのリアルト橋は、ONE PIECEの世界そのままでした。アクアラグナのモデルとなる高潮もあるみたいで、そうでなくても一度ヴェネツイアには行ってみたいのでその気持ちに拍車がかかりました。
他にもそっくりな場所が多くあり、なおかつ最新のワノ国まで掲載されているので日本も紹介されています。海軍本部が置かれているマリンフォードのモデルは広島城ではないか!?というところにテンションが上がりました(笑)