高校生三人組がドタバタしながらも、校内に起きた事件や問題を解決していく学園コメディ漫画「SKET DANCE」の小説版で、オリジナルストーリーです。
漫画はキャラの表情も含めて作品となっていたので、それを全て文字だけで表現なければならないという難しさがあったように思えましたね。ストーリー自体はよく練られていて、学園七不思議は構成もオチも良かったです。
個人的にはスイッチの「毒物というだけで犯罪者と結びつけるのはよくない。犯罪は人間の罪であって毒物に罪はない。」というセリフが前後の話の流れとも相まって、格好いいセリフなのに面白かったです。
また、香港のアクションタレント「イメ・チェン」も良かったですね。(苦笑)
もう少し感動シーンがあれば良かったのですが、そこはあくまでコメディ漫画のスタイルを通したのかもしれません。