ミニチュアと掛けまして、地雷と解きます。
その心は、『どちらもうっかり踏んでしまうと大変です。』
こんばんは。
タイトルは絵画とありますが、そのままの直球の意味で絵画の日記を書くと思ったら大間違いです。
その違いは砂糖と塩どころか、スペシウム光線とわらび餅くらい違いますのであしからず。だまされた人にはごめんなさい。
というか、わしそもそも絵画の知識なんて無いけぇなぁ(苦笑) ゴッホとミレーの絵の違いですら説明できんし。
そんなわしが「絵画」をテーマに日記を書こうなんて、ちゃんちゃらおかしくてヘソで茶を沸かすってもんだい。こんちくしょうめ!
ほんなら、絵画は何を意味しとるかというと、まずはこちらの説明を。
わしの地元福山市には鞆の浦っちゅう昔ながらの街並みがあります。
古くは万葉集で歌われた歌が残っとるくらい歴史のあるところで、有名なエピソードでいうと朝鮮通信使の寄港地として使われていたことかな。最近で言えば、映画やドラマのモデルにもなっとって、スタジオジブリの崖の上のポニョやハリウッド映画のウルバリン、ドラマの流星ワゴンのモデルやロケ地なんかにもなっていますわ。
街並みの中にも若い人とたちがカフェを開いたりと、古き中にも新しきが融合して魅力を作り出していますね。
そんな鞆の浦の中に福禅寺というお寺さんがあり、対潮楼と呼ばれる客殿からは瀬戸内海を望むことができます。かつては、いろは丸沈没後に海援隊と紀州藩の交渉の場にも使われたようですわ。
そして、寄港地として活用した朝鮮通信使からはその窓から見る風景が「日東第一形勝(日本一の景勝)」と称賛されたこともあります。
わし自身も地元でありながら、あまり行ったことは無く、たぶん初めて行ったのが4年前。しかもその時は本堂を改修中で窓に囲いがしてあり、風景こそ見えど囲いも見えるという、少し残念な結果となっていました。
それをオリンピックばりに4年の時を経て、2019年の今年に見に行く機会がありました。しかも、天気も快晴ということで、かつて絶賛された風景に自然と期待が膨らみます。
さて、駐車場から5分ほど歩いて福禅寺に到着し、本堂に入って対潮楼から見た風景は・・・。
メッチャ綺麗! まさに絶景!
時間的に少し逆光ではあったけど、窓枠で切り取られる風景はまるで一枚の絵画のようで、ずっと見ていても飽きることがありません。江戸時代に造られて以降300年以上もの間、変わらぬ風景で時を刻んできたのは先人のお陰であり、感謝をしないといけんですわ。
これからもこの風景を守り後生に伝えて行くのが今を生きるわしらの使命なんじゃろうね。
いやはや見ることができて良かったなぁ。
ちなみに、この福禅寺対潮楼。実はものすごい有名人も来ているんですよね。
誰でしょう???
正解は・・・
サザエさん(笑)!
そうなんです。サザエさん好きにはわかると思うけど、サザエさんってOPで全国各地を旅しとるんよね。ほんで、そのOPの中でこの対潮楼も訪れています。
映像の写真を見ると、ズバに同じ風景(笑)
いやー、サザエさんも訪れている場所を地元民のわしが知らんってのはいかんけぇ、今回のチャンスで訪問できて良かった良かった。
そこまで人もごちゃごちゃしていなくて癒されますので、是非一度来てみてくださいどーぞ♪(´ε`)
なお、来寺したからといって、わしには一切手数料は入りませんのでご安心を(←何の安心(笑)?)
わっしょい(・∀・)ノ
そんなこんなで今日は
鞆の浦慕情/岩佐 美咲
MVの風景と大人の恋心をつづった歌詞がいい感じにマッチしとるね。
「遠くの島影 滲むのは 瞳の雪」
若いのに大人の歌詞をしっかりと歌うなぁ。