どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

長門湯本温泉の話⑦

大掃除と掛けまして、白飯と解きます。
その心は、『どちらも拭く(吹く)こともあります。』
こんばんは。


センザキッチンを出る時点で15時を過ぎています。このまままっすぐ帰ると17~18時には家に着くというちょうどいい時間帯なのですが、寄り道をすることになりましたw

まず向かったのはすぐ近くの青海島にある王子山公園(https://nanavi.jp/activities/oujiyamakouen/)。
高台から仙崎港を臨むことができるんじゃけど、それ以外は特に目立ったものはありません。ほんでもそれがいいというか何ちゅうか、仙崎出身の詩人・金子みすゞが仙崎八景で皇子山を詠んでいるように、落ち着いた気分になることができるんじゃわ。
ちなみに金子みすゞは王子山で「わたしの町はそのなかに、龍宮みたいに浮かんでる」と詠んでいるとか。

オシャレじゃなぁ。

その後は萩に行くか、山口市内に出るかで迷った結果、山口市内に出ることにしました。
萩市にはやまざき屋というかき氷の有名なお店があるようなんじゃけど、これはまたの機会かなと思いますわ。
山口市に向かったのは嫁さんが豆子郎の外郎(ういろう)が好きで、おそらく本店ならまだ売り切れになってないじゃろうという推測に基づいております。そもそもSAとかではあまり卸しとらんみたいで入手が困難みたいじゃわ。
無事に湯田店にたどりつき、お土産として買うことができました。(https://toushirou.info/
ちなみにわし湯田温泉自体に来るのは15年ぶりくらいなんじゃけど、記憶の中での湯田温泉とまったく違っとって、こんな街中にあったかな(苦笑) その時に宿泊した老舗旅館「かめ福」は工事中でしたわ。調べてみると外国人観光客向けに洋風にリニューアル中とのこと。老舗旅館が様変わりするのは何とも言えん複雑な心境があるけど、外野が言うてもしょうがないし、さらなるパワーアップを期待ですな。

外郎は無事に買ったけど折角なので足湯をしていくことにしました。
街中を歩いていてお店の敷地内に足湯を発見。もともと湯田温泉は街の各所に足湯があるんじゃけど、足湯好きのわしとしてはポイントが高い。温泉って服を脱いでお湯に浸かって、体を拭いて服を着てって、なかなか工程が多いけぇ決心が必要なんじゃけど、足湯はサッと入ることができるけぇなぁ。
しかも老若男女、地元民・圏外民関係なくくつろぐことができるけぇ好きなんじゃわ。火山大国で地熱エネルギーの多い日本ならもう少し足湯を広めてもいいんじゃないかと思います。
ちなみにこの湯田温泉の足湯も長門湯本温泉と同じくらい熱いですw 山口県の足湯は基本的に2割増しで熱いんかな(苦笑) それでもしばらく浸かっとると体内に温められた血液が循環して、ポッポポッポしてきましたわ(←ハトじゃないよ)
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足湯が終わってからは湯田温泉駅へてくてく散歩に。
湯田温泉駅には温泉のシンボルである巨大な白キツネの像が立ってます。なぜか息子はその大きさにたじろき、顔が引きつってしもうたけぇ写真をサッと撮ってキツネを後にしました。
湯田温泉駅を後にして駐車場に戻っていると井上公園という大きな公園を発見しました。当然ながら息子は遊びたいというのでその姿を眺めながら、公園を歩いとると看板を発見。そこに衝撃の事実が!!

井上公園の「井上」っててっきり地名じゃと思うとったんじゃけど、明治維新に大きな功績を残した井上馨から来とるらしいわ。そもそも生家の跡地に整備をされた公園だそうで一度昭和の時代に高田公園に改名されたけど、平成の時代に再度井上公園に戻ったらしい。
公園の名前までロマンがあるとはさすが山口県ですな。
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/rekibunshigen/rekibunshigen/r556.html


という訳で長門からまっすぐ帰ることなく、山口市内を散策して今度は正真正銘家路へと向かいました。


続く・・・。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
北国の春千昌夫

山口は北国でもないし、5月はどちらかと言えば初夏なんじゃけど何となく聞きたくなりました。
「季節が都会ではわからないだろうと 届いたおふくろの小さな包み」
サビ前のこの部分が好きじゃなぁ。