イントロと掛けまして、一休宗純と解きます。
その心は、『どちらも前奏(禅僧)です。』
こんばんは。
イントロに続いて今度は「音」の話です。
世の中にはいろいろな音が流れとってそれに耳を傾けると様々なものが見えてきます。
嘘です。音で世の中を感じられるほどの感性は持ち合わせていません。残念ですが。
ドラマ「古畑任三郎」で指揮者役の市村正親さんが殺人を犯した時に、降りしきる雨の音と吹奏のポンプの音が重なって不快でならなかった。なぜなら彼は絶対音感をもっていたから。
こんなくだりがあります。絶対音感を持つ人は世の中の音がすべて音階で聞こえるというのを聞いたことがありますが、こんな苦しみもあるんだなぁと思ったのをよく覚えていますね。
さてわし自身は絶対音感を持ち合わせとらんけぇ世の中の音を聞くのはそこまで苦痛になりません。むしろ四六時中イヤホンで音楽を聴く方が苦痛かな。
最近はiPhoneやAmazonMusicなんかの普及で街中でもイヤホンを付けてある人が増えたけど、危ないウンヌンカンヌンはおいておいても、わしがイヤホンを付けながら外出することはまずないかな。
家では家族がうるさくないようにイヤホンを付けて家事をすることはあっても、外出時は危ないし、何より外の音を聞きたいっちゅうこともあってイヤホンをしませんわ。
生活音や車の音や広島特有の路面電車の音なんかを聞くと、気が落ち着くこともあるけぇなぁ。
それに少し前に嫁さんがこんなことを言うてました。
「鳥の声が聞こえたけど、雨やんだ?」
確かに雨が降っている時は鳥は飛ばんじゃろうし、鳴くこともない。
反対に鳥が鳴き出したらそれは雨が止んだという合図ということ。
たしかに窓の外を見ると雨が止んどったし。
この時は改めて「音を聞く」ということを思い返した瞬間じゃったんぁ。
以前に「生まれつき目の見えない人に空の青さを伝えるにはどうすればよいか。」という問いを見たことがあります。
言葉でどのように伝えたらよいかということで、自分にはそこまでの表現力がないけぇ精進せんといけんなぁと思ったんじゃけど、音のことを考えながら日記を書いていてこんなことも思いました。
生まれつき耳の聞こえない人に波の音を伝えるにはどうすればよいか。
空の青さと同様に波の音を表現できるような表現力は相変わらず持っていません。
だからこそ空の青さも波の音も感じる自分はそれをしっかり感じて、いつか表現できるような人間になりたいと思いますね。
イヤホンから聞こえる音楽もいいけど、自然の音もいいよーっていうお話でした。
しかし、このことを書くのに聞こえるのはパソコンを打つときのタイプ音ばかりです(苦笑)
わっしょい(・∀・)ノ
そんなこんなで今日は
HOLIDAYS/木村 カエラ
JRAのCM曲じゃけどアップテンポで楽しくなる唄じゃね。
「今日は待ってた COLORFUL HOLIDAYS」
COLORFUL HOLIDAYSっていい表現じゃな。