どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『ビジネスモデル見るだけノート/平野敦士カール』

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 タイトルどおり、非常にわかりやすく書かれていましたが、中身は知らないこと(=新しい世の中の流れ)も結構あったので勉強になりました。

主にインターネットの普及が原因だと思いますが、いいものを作ったら売れるという時代は終わり、またそれ本体でお金を稼ぐというビジネスモデルは古くなっています。
アメリカ人が英語やドルを世界中で普及させたように、これからは仕組みを作ることができる企業が残っていくのでしょう。

面白かったのがまずLEVI'S。
金山で金を掘り当てようとした人たちが何を求めるかを的確にとらえていましたが、少しニーズの軸をずらして考えていたように思います。

また倉庫番AirbnbであるNeighbor社の取組みは、今後空き家が確実に増える日本において空き家活用の手段の一つを考えさせられましたね。

そして、違法銃を溶かした金属によって製品を創り出し、その売り上げを紛争で傷ついた地域の復興や人々の支援に活用するというHumaniumの活動は一連の流れが完璧でした。

これからはCSRでありSDGsを事業に組み込む必要があるので、取組に意義を持たせないといけません。直接の企業成長には影響しにくいので体力がない企業はしんどいと思いますが、結局はこれが一番の近道になるような時代になるのでしょうね。