どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

THE MANZAI2020の話

誕生日と掛けまして、ハライチと解きます。
その心は、『どちらも祝い(岩井)が欠かせません。』
こんばんは。


例年よりも早く、そしてM-1グランプリ2020が開催する前にTHE MANZAI2020の録画を見ることができました。
今年は、M-1キングオブコントTHE MANZAIオンバトと様々な賞レースで頂点に立った漫才師が多くて、かなり濃密な放送じゃったなぁ。

という訳で相対評価ではあるんじゃけど、総評を書いてみました。
今回は趣向を変えて一番面白かった漫才を最後に持ってきています。まぁ、こっちの方が面白いけぇ、M-1の総評もこのスタイルで行くかな(笑)

では参ります。


【23位】ウーマンラッシュアワー
時事ネタ。
以前に比べて活舌がよくなったような気がするので早口でも前よりは聞き取ることができました。ただし、ボケではなくて言いたいことを喋っているような感じで面白くはなかったです。

【22位】とろサーモン
お葬式のネタ。
うーん、アクの強いネタもあまり好きではなかったけど、こっちはこっちで毒が抜けすぎたような印象でした。また、少しテンポが悪かったように感じましたね。

【21位】笑い飯
サンタウロスのネタ。
多少漫才のスタイルが飽きられてきているのもあるのですが、昔に比べてキレが無くなってきたような感じがします。あとは一個一個のボケの間が長いかなと。

【20位】海原やすよともこ
大阪のオカンのネタ。
テンダラーと一緒で劇場を主体にしとると、テレビの尺では時間が短かったかな。
場が温まる前に漫才が終わったような印象ですわ。

【19位】おぎやはぎ
コンプライアンスのネタ。
おぎやはぎらしいネタで二人のラジオ番組を聞いているような感じじゃったな。「そこはどんだけ~」って言わないんだという矢作さんのツッコミが面白かったです。

【18位】千鳥
和食店のネタ。
ノブさんがゾーンに入った時の千鳥は面白いけど大爆発にはならんかったかな。
安藤優子さんのところでもっと爆笑が起きても良かったけどなぁ。

【17位】NON STYLE
家事代行サービスのネタ。
上手いのは上手いんじゃけど笑いにはつながらんかった気がするなぁ。
ケバブとか言葉のチョイスはいいけぇ、なおさらそう感じました。

【16位】ミキ
父への誕生日プレゼントのネタ。
しゃべくり漫才は好きなはずなのにあまりハマらんかった。
芸風に飽きてきたんかな。端数の2,000円が良かったですわ。

【15位】テンダラー
指輪を買ってプロポーズのネタ。
ツカミが毎回同じなのに笑えるって凄いな。
もっと大きなボケがあってもいいけど、おそらく劇場で15分くらいのネタを圧縮しとるけぇ、しょうがないんかな。

【14位】ナイツ
自己紹介ギャグのネタ。
オスカーからマセキの謎の移籍のくだりが良かったけど、全体的に少しキレが無かったように感じたな。時事ネタも少し気を使っとるようじゃったし。

【13位】中川家
タクシーのネタ。
前半の部分はお兄ちゃんのアドリブじゃったんかな。そう思わせるくらい、ゆるく漫才をしとったですわ。中川家くらいのキャリアになると練習しすぎないくらいがいいんじゃろうね。

【12位】ブラックマヨネーズ
釣りのネタ。
リンドバーグのくだりが良かったなぁ、オチがわかっても笑えたし。
あと、どこの場面か忘れたけど小杉さんのツッコミの間が完璧だったことがあって、さすがブラマヨでした。

【11位】和牛
薄毛の悩みのネタ。
和牛にしては珍しいシチュエーション設定なしのしゃべくり漫才で新鮮じゃったな。
川西さんの「おまえサイコパスか!」のツッコミが良かったですわ。

【10位】銀シャリ
桃太郎のネタ。
橋本さんのボケを挟むようになってからテンポが悪くなったような気がする。キレのあるツッコミも減ったし。
「じいさきるぬ」は面白かったけど、見せ場が個々だけだったような気がする。

【9位】爆笑問題
時事ネタ。
ビックリマンチョコでビックリした」から「鬼滅の三枚刃」までボケにも濃淡入れていてさすがですわ。たけしさんの言うとおり、らせん階段のような漫才じゃね。

【8位】タカアンドトシ
電車で席を譲るネタ。
いいテンポで飽きない漫才でした。
「トシとして怒ってんだよ!」って凄いツッコミじゃなぁ(笑) オチも綺麗じゃったわ。

【7位】ミルクボーイ
まちがい探しのネタ。
「難しい最後の一個を違う日に見たら簡単にわかる」と太陽のサングラスのくだりが良かったけど、ちょっとテンポが間延びしたかな。

【6位】霜降り明星
サザエさんのネタ。
せいやさんが溜めて溜めて、粗品さんがバシッとツッコむ構成は流石で、新世代と言いながら別格の域になっていますね。
マスオさんのものまねのところとか結構好きです。

【5位】博多華丸・大吉
結婚のネタ。
音声だけ聞いても笑える漫才のお手本みたいな漫才じゃな。
「50歳を過ぎたらクセじゃなくてそういう人」のくだりが良かったです。

【4位】アンタッチャブル
ヒーローインタビューのネタ。
設定自体はよく見るものなんじゃけど、さすがにパワーがありますな。
どこまでネタでどこまでアドリブかわからんけど(苦笑)
「相手チームのファンに一言!」が良かったわ。

【3位】サンドウィッチマン
歯医者のネタ。
「口開けてもらってもいいですか」から「ちょっとザクっとします」までボケの振れ幅が広いな。

【2位】パンクブーブー
遅刻のネタ。
細かい設定の上手さはさすがじゃな。
「海よりも青く」や「辛い時こそ笑う」、「商談の風邪」、スポーティな土下座など、きっちりと安打を重ねた構成で面白かったわ。

【1位】かまいたち
割り込みのネタ。
目が決まったときの山内さんが凄かったな(笑) へりくつ漫才というか、なんというか、漫才の時に何か憑依しとるような面白い漫才じゃったわ。


というわけで一番面白かったのは、かまいたちの漫才じゃな。
正直、かまいたちパンクブーブーサンドウィッチマンの漫才は完璧でどれも甲乙つけがたかったんじゃけど、しいて言うならかまいたちがゾーンに入っとったような印象じゃったですわ。山内さんのサイコパス具合はもはや熟練の域に達してますね(笑)


改めて思うけどやっぱり漫才は面白い。
今週末のM-1も楽しみにしておこう。

わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
クリスマスキャロルの頃には/稲垣 潤一

結構好きなクリスマスソングの一つじゃね。
「出逢う前に戻って もっと自由でいよう」
切ないけどいい唄なんよな。