どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

とびしま海道の話

打ち水と掛けまして、外国人選手の国籍取得と解きます。
その心は、『どちらも気化(帰化)に熱が発生します。』
こんばんは。


わしが住んでいる瀬戸内海には南北に走る"しまなみ海道"なるものがあります。
最近ではサイクリングの聖地とも呼ばれとってそのブランド力も上がって来ようるけぇ、知っとる人も多いと思いますわ。
橋でつながった島々にはそれぞれの文化があって、そこで島の人たちの暮らしに触れるのが結構楽しいんよね。

さて実は瀬戸内海には他にも海道がありまして、それが今回行った東西に走る"とびしま海道"です。
広島県呉市下蒲刈島から愛媛県今治市岡村島までをこれまた橋でつなぐ海道で、もちろんこっちにも特有の文化があるんよね。朝鮮通信使や参勤交代の大名の寄港地として栄えたり、伝統的な建造物が残る御手洗の町並みや美しい浜辺と星空が魅力的な県民の浜など、バラエティに富んだ魅力が詰まっていますわ。

そんなとびしま海道に久しぶりに行ってみました。
特段の目的はなく、強いて言うなら先述した浜辺の美しい県民の浜で、足湯ならぬ足海をするくらいかな。まぁ、旅行に行くときってガチガチに目的を決めて昔の修学旅行の如く分刻みで行動するよりも、ゆっくりまったりナスがママに旅行する方がわしには合っとるかな。
なので、とびしま海道に入ってすぐにランチに入るというのんびり感(笑) 入ったお店は「花水木」という瀬戸内海をながら食事ができるお店ですわ。
島のお母ちゃんたちが作る料理は温かくて美味しく、体の中から浄化されるような感覚がありますね(←どんだけ不浄の生活をしとるんよ・・・)

唯一むむむだったのが、コロナ禍の影響でドアや窓を喚起のために開けとるんじゃけど、虫がバンバン入ってくる! しかも結構なサイズ!!
料理に集中できんこともしばしばあったけぇ、そこがむむむでしたな。


さて、食事を終えて無事に目的地である県民の浜に到着しました。
もともと足海をする程度の予定で、ガチで泳ぐつもりもなかったんじゃけど、息子からすればそりゃ泳ぎたいよねー。

だって、そこに海があるから。

という訳で、着の身着のまま息子は海に入ってしまいました。まあ、着替えも持ってきとったけぇ万事にはならんかったけど。
でも、海から引き釣り出すのがまぁ難儀じゃった(苦笑) まぁしょうがないよね。
敷地内にあるカフェでかき氷を買ってあげるということで手を打ちました。

息子よ、これが大人というものだ(笑)

ちなみに嫁さんはコーヒーを注文しましたが、わしはティラミスと食べるという、無駄に女子力の高い行為をしてしまいました。
その後、県民の浜を後にして帰ると思いきや、まだまだ帰りませんよー。
覚えていますか、歴史的建造物が残る御手洗の町並みに触れたのを。


という訳で、さらにとびしま海道を東に進み、御手洗地区に到着しました。
御手洗の町はあまりごちゃごちゃしておらず、人もそれほど多く無いけぇ、ゆっくり散策できるんよね。
家の前には花が活けてあるし、もちろんゴミも落ちていない。住民の人たちがしっかり守っていこうという意思が存分に伝わってきますわ。
天満神社、若胡子屋、松浦時計店、船宿など、いくら見ても飽きない歴史ある建物を見ながら歩くのは気持ちがいいです。息子も冒険心に火が点いたんかわからんけど「ここ行きたい!ここ行きたい!」と連呼して指した地図の先には住吉神社!!

わからんと思うけど結構遠いっす(苦笑)
まぁお陰でシンボル的な高燈籠も見ることができたし、良しとしよう。
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さて御手洗のクライマックスはずっと行きたかった友人のマイさんとトムさんが営んでいる「The Tea Cozy」へ。
以前に仕事でお世話になりましたが、職場が変わってからは中々お会いすることができませんでした。じゃけぇ、久しぶりにお会いできて良かったですわ。
お店で本場英国のスコーンを食べたんじゃけど、一口食べると衝撃!

スコーンって固いイメージがあったんじゃけど、食べたスコーンはフワッフワでメチャメチャ美味しいんです!
スコーンの価値観が変わるでしかし。(←価値観を形成するほど食べとらんかもしれんけど(苦笑))


日帰りではあったけど、ゆったりとした時間を過ごせたし、懐かしい顔にも会えたし、良き休みでしたわ。

しまなみ海道もいいですが、とびしま海道もいいですよ~♪

是非お越しくださいませませ。
でも遠いから広島に1泊する覚悟でね(笑)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
まんげつの夜/ナオト・インティライミ

元気印の唄を歌っとる印象が強いけど、こういうゆったりな唄もいいね。
「あなたに出逢えたことで こんなにも風がここちよい」
夏の海を見ながら聴きたいな。