どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

スイカの話

アイスクリームと掛けまして、テストの問題と解きます。
その心は、『どちらもある程度溶けないと(解けないと)が困ります。』
こんばんは。


夏と言えばスイカだと思うのですが、子供の頃に比べてスイカを食べなくなったような気がします。

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今日はそんな話。

夏休みに田舎のおじいちゃん・おばあちゃんちに帰省し、縁側でセミの鳴き声をBGMにスイカを食べるという光景は、夏の風物詩だったような気がします。わしもそこまでいかんにしても夏になるとスイカを食べようた気がしますね。スイカのそっくりさんに「メロン」という食べ物があるんじゃけど、こっちは言わずもがなの高級食材じゃけぇおいそれと手を出すことはできません。

ちなみにスイカも高級なものがあるけど、あくまで相対的にメロンよりも安価で手が出しやすいっちゅうことね。子供の頃の夢のひとつに「大きなスイカを一度に食べる」というものがあります。
1/8サイズか下手したら1/4サイズに切ったスイカを食べるっちゅうもので、タンクトップ・短パン・坊主頭のわしは絵になったものでした。
一回も坊主頭をしたことないけど(笑)

そんななか 、世の中ではスイカバーっちゅう進化系スイカ(のアイス)が発売されるようになりました。
これはピザマンが出現したときと同じくらいの衝撃で、皮まで食べられる、種も忠実に再現している(中身はチョコレート)など、当時の子供たちの心を鷲づかみにしたのをそれなりに覚えていますわ。
しかし、今改めて見てみてもスイカバーってよくできた商品じゃわな。ターゲットもコンセプトもしっかりしているように思いますわ。

さて、そんなスイカやスイカバーと幼少期を過ごしながらわしも大人の階段を上ったわけじゃけど、大人になるとスイカをほとんど食べなくなりました。
成長するにあたって味覚が変わるっちゅうのはよくあることで、子供の頃はカールの塩味が好きだったのが大人になってからはポテトチップスのうすしお味を食べるようになったとか、伊藤智選手の高速スライダーが好きだったのが、土橋選手のプレイが好きになるとか、あんな感じに近いのかもしれんね。

ただし、ことスイカに関していえば味覚の変化だけで片付けるのは少し乱暴で、他にも理由があると考えています。それがJRの交通系ICカードSUICA」の登場。
御存知のとおり、このICカードの登場によって、わざわざ切符を買う必要がなくなり、さらには「ピッ」とカードをかざすだけで改札を通れるようになりました。これは世紀の大発明のひとつといっても過言ではなく、人間の暮らしは劇的に変化しました。一方で何か新しいイノベーションが起きれば、それまでのものが淘汰されていくのはしょうがないことで、それによって追いやられたのは切符ではなくスイカだったんですわ。そもそも、交通ICカードが流通すれば通勤がスムースになって時間短縮につながります。一方でそうなると労働時間に跳ね返るケースも少なくなくて、結果的に長時間労働につながることもあるでしょう。

SUICAが無ければ・・・SUICAが無ければ・・・スイCAが無ければ・・・。

そして、スイカが無ければ・・・となり、人々はスイカを恨むようになったんですね。とんだとばっちりですわね。可哀そうに。そんなスイカの無念を晴らすためにわしらができることは、
まずスイカを食べること。
そしてSUICAを止めること。
この2つじゃろうなぁあ。幸いにもわしは西日本在住じゃけぇSUICAではなくICOCAなので、2つ目については全く影響ありません(笑)

なのでスイカを食べればよいという訳です。たくさんスイカを買って、無念を晴らさなければ。


とは言え、「買いすぎスイカ」にならんようにせんとね。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
ほっとけないよ/楠瀬誠志郎

イカと全く関係ないですがYou Tubeに出てきたので久しぶりに聞きました。
「ほっとけないよ 君を早く強く抱き締めたい」
「早く」が入っているのがいいな。