どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『カルピスをつくった男三島海雲/山川徹』

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昨年100周年を迎えたカルピス、そのカルピスがモンゴル高原を行き来する遊牧民から振る舞われた乳製品が由来ということはもちろん知りませんでした。

カルピスを飲んだことのある日本人は全体の99.7%に上るらしく、それは「美味」「滋養」「安心感」「経済性」という四つの柱に支持されているからとありますが、それはどんな食材・食べ物にも言えることであり、やはり基本に忠実なことが大事なのでしょうね。
そしてそれは、三島海雲という人の心がこもった証です。
顧客目線と信念をかけ合わさったカルピスだからこそ、多くの人たちが支持しているのでしょうね。

当時、「初恋」と口にすることがはばかられた大正の時代に「初恋の味」というキャッチコピーをつけたあたり、先見の明があったのかもしれません。