どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

中の人の話

雅と掛けまして、七草と解きます。
その心は、『どちらも和装(和草)が欠かせません。』
こんばんは。

 

ここ最近立て続けに「中の人」という言葉を目にしました。
何かと言うと企業SNS、主にはTwitterを担当している人のことですわ。パインアメの中の人が書いた本であったり、日経TRENDYか何かでも「中の人」っちゅうキーワードが出てきました。

 

TwitterFacebookなどのSNSは無料で使うことができるし、現代の情報収集のメイン手段となっとるけぇ、導入しとる企業も多いんじゃなかろうか。最近では行政も使ようるしね。
一方でそういうふうにぎょうさんの企業が導入すればするほど、その他大勢の中に埋もれていくわけで、仮に無料であろうとキチンとした戦略を持って発信せんといけんのよね。
その辺りは個人が日常で使う目的とは違ってくるじゃろうなぁ。

 

利用者との距離感が近い分、発信する内容に気を付けんとすぐに批判の的、いわゆる炎上に結び付いてしまうし、かといってガチガチの真面目で当たり障りの無い内容ばかり発信しようると、魅力のない「中の人」となって、利用者は離れていってしまうし。SNSの利用者が離れるだけならまだいいけど、母体となる組織に誤ったイメージが付いたら影響大じゃけぇなぁ。

 

その辺のさじ加減が難しくて、バランス感覚にたけた人じゃないと「中の人」を全うするのは難しいと思います。

 

時々、企業のTwitterが注目されることがニュースで報道されることがあって、そのときこそ注目するけどしばらくした忘れてしまうことを考えると、企業のSNS戦略は難しいなと思いますね。

 

パインアメの中の人が書かれていた本の中では、ざっくり言って「芯を持つことの大切さ」が書かれていました。
企業としてニッチな内容になりすぎず、かといって消費者に寄りすぎると本来の企業が求めるものとはかけ離れてしまう。

 

個人的には武田信玄の言葉のであった「人は石垣」と同じように企業も人材が大事だと思うので、「中の人」においてもその人個人の人の良さがにじみ出るようなツイートをすれば、それが企業のファンになるのかなとは思っています。ハメを外しすぎるのは良くないけど、企業と消費者はどうしても壁ができてしまいがちじゃけぇ、あら程度のフランクさはいるんかなと。

 

その線引きが難しくて、どの企業も苦戦しようるんじゃけどね。
ただ、パインアメの中の人の著書を見ながら思ったのは、企業を一人の人として表現することが大事なんでしょう。広報の人という設定ではなくて、あくまで一人の人として設定するということ。これって簡単なようで決行できとらん組織が多いんじゃないかと思う訳です。

 

○○さんと設定するような感じ。

 

思ってみれば、わしも日記を書くときに全て本性をさらけ出しとる訳じゃなくて、ある程度不特定多数に見られてもいいような内容で飾って書いとる所はあるけぇなぁ。
それも一種の別人格を作り出しとる訳じゃし。
一つの芯を持ちながらも、ある程度の常識をわきまえながらツイートをする。そこには対消費者に対する本音と建前の絶妙なバランス感覚があるのかなと。

 

結局はお客さんを大事にするというところに尽きるんじゃろうね。
とは言え、SNSで定期的に発信するのは中々根気がいるし大変なことじゃけぇ、ある程度の組織体制が無いと難しいんじゃろね。
そういった意味で、パインアメを筆頭とする「中の人」に対する労いが、もう少しあってもいいのかなと思いますね。


じゃけぇ、そこそこ定期的にSNSで発信をしとるわしにも、「大変じゃね」とか「いつも楽しく読んでいます」とか「大好きです!抱いてください!」といった労いの言葉をお待ちしております♪


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
スプーン/藍坊主

 

藍坊主の中ではこの唄がいちばん好きかなぁ。
『当たり前で当たり前で 大切さに気づいてなかった』
こういうこと結構あるけぇ、気を付けなければ(苦笑)