どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『頭に来てもアホとは戦うな!/田村 耕太郎』


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現代版「孫氏の兵法」と書かれているとおり、不平・不満を打ち返すのではなく、どちらかというとヒラリと変わすイメージでした。

 

"自分でコントロールできることだけに時間もエネルギーも集中すべき。"

 

"対人関係で思い悩んだり、苛立ったりする時間があれば、その時間で英語やビジネススキルを勉強したり、友人や家族と楽しく過ごしたり、英気を養うためにリラックスしたりして趣味にいそしんだりするほうがずっと生産的だ。"

 

こうあるように、自分の力でどうにもならないことに対して、「何とかしよう」ではなく「何ともならない」と思うようにすべきだとありました。どちらかというと「なるようになる」に近い考え方かもしれません。

このあたりは自分の考えとも近いのですが、はっきり違ったのは苦手な人や敵対する人に対しても心を開くということでした。苦手な人はまだしも、個人的に合わないと思った人に対しては完全にシャッターを下ろしてしまうので、このあたりは少し取り入れるのに理解と時間が掛かるかもしれません。

 

また自分自身の基準を持ち、自分自身が納得する生き方が大事とあります。好きなことを仕事にすることが求められている時代になってきており、こういった意味でも自分自身の基準が大事ですね。

 

他にも

"頭のいい人は世の中に掃いて捨てるほどいる。事を成すために必要なのは「相手の気持ちを見抜く力だ。」"

 

"物事に一喜一憂せずに淡々としている者が最後には勝つ。"

 

"この世の中には不本意な人事しかない。"

 

このあたりが印象に残りました。人事の件については、ある種の開き直りで面白いですね。

 

著者が一番言いたかった「つまらない戦いで貴重な人生を無駄にしない。」ために、何が大事で何が不要か、改めて選択と集中について考えてみようと思います。