どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『広島はすごい/安西 巧』


f:id:yossan-tsubuan:20181229134252j:image

 

東京や大阪などの都市圏から離れれば離れるほど、地元愛が強くなるように感じます。広島も例外ではなく「広島東洋カープ」をはじめ、地元を愛する気持ちは強いように感じますね。

カープの事で言えば典型的なのがタクシーで、4~9月に広島でタクシーに乗ると95%の確率でカープの話題になります(苦笑) “いまや広島経済はプロ野球球団「広島東洋カープ」の存在を抜きには語れない。このことは、ペナントレース中でなくてもこの町で3日も過ごせば分かる。”と著書の中でも書かれていて、激しく同意してしまいました。

さすがに様々なエピソードがある中で、かつて水はけの悪いグランドに石油を巻き、松明で火をつけて10分余りの間に炎上させ、溜まっていた水を蒸発させ、試合を行ったことは知りませんでした。。


また、電子マネーを利用する割合が多いことや、夜景の綺麗な呉市灰ヶ峰が実は中国・四国三大夜景のひとつに選ばれていたことは知りませんでした。地元民でも知らないことが多くあって、これも地方の魅力の一つなのかもしれません。


一番好きなエピソードが、トングで自分のパンをとるセルフサービスを初めて導入したアンデルセンが、市場を育てるために冷凍パン生地の特許開放を行ったことです。本来、自分らが苦労して編み出した技術を他社に取られるのはどの企業も嫌だと思うのですが、文化を創り出すこと、まさに市場を育てるためにこれを解放したことは本当にすごいと思います。

最近では汁なし担々麵の「くにまつ」がレシピを公開しました。これも広島の風土でしょうし、こういった動きが地元にあるのは嬉しいですね。