休日と掛けまして、ピッチャーと解きます。
その心は、『どちらも休息(球速)も大事です。』
こんばんは。
目標の話についてはこれまでも何度か書いてきたので既知の内容がほとんどなのですが、ふと思ったので忘れんようにまた書いてみようと思います。
まず、目標と一緒に比較して良く並べられるもののひとつに「夢」があります。
わしは正直、今夢というものが無いんですよね。こう書くと夢も希望もない絶望の道を歩んどる人のように見えるけど、そんなことは無いです。どういうことかっちゅうと、夢はすべて目標なので、夢とは言わずに目標と言うようにしとるだけのこと。
ワタミの社長さんも夢に日付を入れなさいというとったけど、同じことで目標を夢と表現するだけで一気に現実感が無くなってしまうけぇなぁ。仮に目標に期限を設定してなかったとしても、夢とは言わずに目標と言うようにしておりますわ。
ほんで、その目標ですが毎年年始に思うのが50個の目標を設定すること。
これがなかなか至難の技でまず50個も設定できんのんよな。どれだけ簡単なことを書き出したとしてもせいぜい30個程度で収まるんですわ。ほんなら何故50個かというと、まずどんなに些細なことでも目標として設定すれば達成したときにそれが達成感として繋がります。小さな達成感かもしれんけど、それでも小さな成功を重ねることでちょっとずつちょっとずつ成長することができるんよね。
そして、複数の目標を設定しておけば仮にそれが達成できんかったときでも他で達成しとる目標があることで、そこまでのショックにつながらんのです。これはできんかったけどこれはできたみたいな。
そういった意味で、複数の目標を持つことが大切じゃけぇ、その数が50個じゃろうと30個じゃろうとそこはあまり問題では無いですな。ただ、30個はできても50個はなかなか難しいので、50個に挑戦する方がいいでしょう。
ほんで、目標を高く設定するか低く設定するかという議論。
よく言われるのは設定した目標よりはるかに高い成果は得にくいっちゅうことですな。
ようはテストで80点を目標にしたら取れても85点くらいじゃけど、100点を目標にしたら取れなくても90点が取れることもあるっちゅうことです。これは確かにそうなんじゃけど、じゃぁ一般的に高い目標を設定するのがいいかと言われればそうでもないのかなと。
特にそう思うのが、新しいことを始めるときと期限が無い時。
例えば、脱サラをして経験のない飲食店を始めようとするとき、まずは月200人の来店を目指すのか。月1,000人の来店を目指すのか。
経営上はもちろん1,000人の方がいいんじゃけど、それといきなり達成できるかは別の話な訳で、月20日営業するとしたら1日あたり10人なのか50人なのか、どちらの目標を設定するかですね。
個人的には小さい目標を設定する方がいいと思いますわ。それで月300人とかになればその段階で新たな目標を設定すればよい訳で。
また、名横綱"千代の富士"が前人未到の1,000勝を達成し、記者に「次の目標は何です?」と聞かれたことがあります。
この時のコメントが凄い。千代の富士はこう答えました。
「1,001勝です。」
相撲という終わりのないものに挑戦している以上、毎日の積み重ねが大事になっていきます。コツコツ勝ち星を重ねた結果が1,000勝であると。
社会人になってからは学校受検といった明確な短期の目標は無くなりました。もちろん1年単位で仕事の目標はあるんじゃけど、どちらかというと人生という長いスパンで設定する目標が多くなったような気がします。
ちょっとずつ目標の達成を重ね、少しずつ成長を重ねていけたらいいなと思いますね。
わっしょい(・∀・)ノ
そんなこんなで今日は
最近あまり見んようになったけぇ、少し残念ですわ。
『過去よりも高く翔ぶために 助走をつけるために 何度もうまれかわってる』
結局成長ってそういうことじゃろうな。